八重歯や前歯がデコボコしている(叢生)
顎の大きさに対し歯が大きすぎるなど、サイズのアンバランスによる要因や、虫歯による要因で乳歯が早く抜けてしまうことにより生じる症状です。
顎の成長を促したり、奥歯を後ろに移動させることで、スペースをつくり永久歯が正常に生える環境を整えます。
受け口(反対咬合、下顎前突)
下の前歯が上の前歯より前に出ている状態のことです。全て永久歯が生えそろうまで、そのままにしておくと、お顔つきに悪い影響がでてしまいます。
早期に前歯の噛み合わせを改善してお顔や顎の成長のバランスを整えることが大切です。
出っ歯(上顎前突)
出っ歯の子どもは、歯並びの良い子どもより前歯を折ったり、怪我をするリスクが2~3倍にもなると言われています。また、場合によっては本人のコンプレックスになることも多く、早めの治療が理想とされます。
治療は上と下の顎の成長をコントロールし、可能な限り前歯の突出を改善します。
上と下の前歯が噛み合わない
指しゃぶりや舌を出す癖(舌癖)など、お子さんの習慣が要因となって起こる症状です。そのままにしておくと、食べ方や飲み方、言語の発音など、口の機能にも悪影響を及ぼします。
早期に悪い癖を改善し、舌やお口の筋肉のトレーニング(MFT)で正しい噛み合わせに導き、お口の正常な機能の獲得を目指します。
下顎が横にずれている(交叉咬合)
上と下の顎の横幅の成長のアンバランスや頬杖、噛み癖などによりおこります。
成長とともに顎やお顔が左右非対称になってしまうため、早めの矯正治療が完治へのポイントとなります。